はじめに
国内販売もそうですが、最近輸出に興味を持ち、取り組んでいます。輸出にはebayやamazon.com等ありますが、今回はLazadaについて記事を書いています。
Lazadaは、東南アジア最大級のオンラインマーケットプレイスであり、多くのショップオーナーやブランドにとって魅力的なビジネスチャンスを提供しています。
Lazadaを活用することで、東南アジアの巨大な顧客層にアクセスし、売上を最大化することができます。
この記事では、Lazadaで出店するメリットと方法について徹底解説します。
Lazadaとは？
東南アジア最大級のオンラインマーケットプレイスであるLazadaは、ショップオーナーやブランドにとって多くの特徴とメリットを提供しています。Lazadaの特徴としては、以下の点が挙げられます。
- 巨大な顧客層: Lazadaは東南アジアの複数の国で展開しており、数百万人以上のユーザーが利用しています。そのため、多くの潜在的な顧客にアクセスできる機会があります。
- 総合的な商品カテゴリー: Lazadaでは、ファッション、家電、美容、食品、家具など幅広い商品カテゴリーを取り扱っています。さまざまな商品を販売することができるため、多様な需要に応えることができます。
- マーケティングとプロモーションのサポート: Lazadaは販売者に対してマーケティングとプロモーションの支援を行っています。セールやキャンペーン、広告プロモーションなどの機能を活用することで、売上を最大化することができます。
Lazadaでの出店方法
Lazadaで出店するには、次の手順で行います。
- Lazadaにアクセス: Lazadaの公式ウェブサイトにアクセスします。
- アカウント作成: 右上のアカウント申請をクリックし、ウェブサイト上で必要な情報を入力し、アカウントを作成します。
- 出店申請: アカウント作成が完了したら、出店申請を行います。Lazadaのウェブサイト内にある出店申請フォームに必要事項を入力し、提出します。
- 審査: Lazadaの審査チームが出店申請を審査します。提出された情報や条件を確認し、適切な販売者であるかを判断します。
- 出店承認: 審査が完了すると、Lazadaから出店承認の通知が届きます。出店が承認されたら、次のステップに進むことができます。
- ショップ設定: 出店が承認された後、Lazadaのウェブサイト上でショップの設定を行います。ショップ名、ロゴ、バナー画像、商品カテゴリーなどの情報を設定します。
- 商品登録: 出店設定が完了したら、商品の登録を行います。商品の情報（商品名、説明、画像、価格など）を入力し、Lazadaのウェブサイト上に商品を掲載します。
- 配送方法の設定: 出品した商品の配送方法を設定します。自社配送を選択する場合は、配送業者や送料などの情報を設定します。また、Lazadaフルフィルメントサービスを利用する場合は、商品をLazadaの倉庫に送付する手続きが必要です。
- 注文処理と配送: 商品が注文された場合、Lazadaは顧客への配送手続きを行います。自社配送を選択した場合は、注文情報を確認し、顧客への配送を行います。Lazadaフルフィルメントサービスを利用している場合は、Lazadaが商品の保管と配送を代行します。
- 売上金の受け取り: Lazadaでは、売上金の受け取り方法を選択することができます。一般的な方法としては、銀行振込やPayPalなどがあります。出店者が指定した方法で売上金が支払われます。
Lazadaで出品する際に注意すべき点
Lazadaで出品する際には、次のことに気をつけて下さい。
- 商品説明：英語での記載が必要です。amazonに同一商品があれば、その商品説明をgoogle翻訳またはChatgpt等にて英語に翻訳して利用しましょう。
- 価格設定:国によって手数料等が異なるため、次に手数料を記載するため参考にしながら価格を設定してください。
Lazadaの手数料
手数料に関しては公式に記載はありますが、念のため記載します。
基本的な考えは
- 商品価格ー手数料ー送料＝利益
となります。手数料部分について考えてみます。
手数料は次の3つに別れますが結論としてはトータル最大で9.3%となります。
カテゴリ手数料
電子機器関連は1%ですが、それ以外は4%です。
そのため、食品等を出品する方は4%と覚えておくとよいです。商品価格を10$（馴染みやすく1,000円とします）とした場合
1000×0.04＝40 となります。
支払手数料
国によって異なります。（日本でいうところの消費税です）また、考え方も国によって異なります。
- インドネシア: 支払手数料 = (商品価格 – 出品者割引) * 1.82% * (1 + VAT 率)
- インドネシア以外の国: 支払手数料 = (商品価格 – 出品者割引 + 購入者が支払う配送料) * 2% * (1 + VAT 率)レート）
それぞれのVATは次の通りです。（2020 年 6 月の各国の VAT 徴収基準です。）
- マレーシア: 6% VAT (追加料金)。
- タイ: 7% VAT (追加料金)。
- フィリピン: 12% VAT (追加料金)。
- インドネシア: 10% VAT (追加料金)。
- ベトナム: 10% VAT (追加税)。
- シンガポール: VAT なし。
商品価格を10$（馴染みやすく1,000円とします）、VATを10%を例とした場合、次の通りです。
- インドネシア：1000×0.0182×(1+0.1) = 20.02
- ベトナム：1000×0.02 × 1.1=22
VAT無しや12%の国も考慮すると要は、0%～2.3%と思えば良いです。
出金手数料
出金には「Payoneer」を使うことになると思います。
この登録に関してはとりあえず本記事で割愛しますが、手数料としては1％のエントリと 2% の引き出し手数料の2つがあります。
そのため、出金手数料は次の通りとなります。
出金手数料＝（商品代金－国際配送料）×3％
よって実質商品代金の3%のため
1000×0.03=30 となります。
手数料まとめ
商品代金を10$(1000円とみなし）、上記に記載した
Lazada手数料＋支払手数料＋出金手数料
をまとめると
10$(1000円)で販売した場合、最大で93円(例の円を$換算した場合は0.93$）。
そのため、トータル手数料は最大で9.3%となります。
Lazadaでの配送方法や売上金の受け取り方法を解説する。
Lazadaでは、以下の配送方法と売上金の受け取り方法が利用できます。
- 配送方法:
- 自社配送: 出品者が独自の配送サービスを提供する方法です。
- Lazadaフルフィルメント: Lazadaが商品の保管と発送を代行する方法です。（こちらは神奈川県あたりに拠点があったと思いますが今後まとめます）
- 売上金の受け取り方法（手数料時に記載したPayoneerを使います）
- 銀行振込: 売上金を指定した銀行口座に振り込む方法です。
- PayPal: PayPalアカウントに売上金を受け取る方法です。
まとめ
Lazadaはアリババ系となり、東南アジアで見たときに非常に高いシェアを誇ります。（日本のAmazon）
出店に掛かる月額費用も無いため、そこで販売できることは販売機会の増加に繋がることからも出店をオススメします。
私は食品関係の商品取り扱いが多いため、日本品ということも海外顧客に対するアピールポイントになるのではと考えて取り組んでいます。
現在試行錯誤していますが、何か分かれば随時更新とシェアしていきます。
今回は以上です。
