楽天市場で販売しているセラーで商品はあるのに売上が上がらない、または、伸び悩んでいる方は是非読んでみて下さい。
楽天市場で販売する上で、ECコンサルタントより広告について連絡が良く来ると思います。
自身の営業利益を上げるため・・・等もありますが、基本的には売上UPサポートとしてwin-winになるような提案をしてくることがほとんどですが、とは言っても、実際に販売した経験が無いことから素人同然です。
その広告について、私なりの見解をまとめますため、使用について迷っている方の参考になればと思います。
楽天市場の広告について
楽天市場には以下の画像を見てもらうと分かりますが、多くの広告が準備されています。
この中でも、個人的に一番使いやすい「検索連動型広告(RPP)」のみをピックアップして紹介します。
検索連動型広告とは?
検索連動型広告(RPP)はクリックが発生したときに課金が発生するクリック課金型広告です。
広告費用は広告が表示されただけでは発生せず、クリックされた場合にのみ発生します。
また、お申し込み時に広告予算(月額)を設定するため、予算を超えて費用が発生する心配がありません(予算がなくなり次第、広告の配信が止まります)。
1クリック25円から始めることができるためコストを抑えて集客することが可能です。
RPPを使う上で注意すべきこと
RPPの使い方は非常に簡単ですが、以下点に注意が必要です。
(Amazonやヤフーと異なり)広告予算を設定すると全商品に対して広告が掛かる
これがどういうことかと言うと、例えば楽天に100商品出品している状態で、予算5000円を設定すると
100商品全てに広告が掛かり、クリックされる度に25円課金されます。
広告をかけたくない、意図しない商品にも料金が発生するため注意が必要です。
RPPの使い方
RMSにログインしてトップページより、「広告・アフィリエイト・楽天大学」→「1.広告(プロモーションメニュー)」を選択
次に、検索連動型広告(RPP)を選択
次に、キャンペーンを選択
「新規登録」をクリックし、キャンペーンを作成する。
- 予算は最低5000円から
- 1クリックあたりの入札単価(CPC)は25円から ※2021/3現在、キャンペーンで15円から設定できます
次に、除外商品を設定するため、上記タブより「除外商品」をクリックします。
その後、除外商品をアップロードします。 ※ファイルフォーマットサンプルを参考に記載
Point
- 広告を掛けたくない商品はコントロールカラムを「n」にする
- 除外した商品の中で、やっぱり広告を掛けたい等があるときはコントロールカラムを「d」にする
ここまでの作業で広告設定が完了します。
広告を掛けた後の評価
広告を実際に使ったあと、費用対効果が適切であったかどうか、評価を行ったほうが良いです。
その際、広告をかけてクリックをされたものの、売れなかった商品は広告対象から外す、ということをしなければなりません。
そのために先ずはRPPのパフォーマンスレポートを確認します。
パフォーマンスレポートより、(私は)以下でレポートをダウンロードします。
ダウンロード後、エクセルを開き9行目でフィルターを掛け、L列(CVR(合計720時間)(%))を降順で並べ替えます。
CVRとは、クリックした人に対して、何件購入されたか、という割合を表したものです。
そのため、CVRが高ければ高いほど、広告に対する費用対効果が良いと言えます。
私は各商品に対して、コストパフォーマンスが良いかどうかを、黄色セルのように計算しています。
その結果、広告を掛けても売れてないもの(一番下2つの商品)や、1個売った時の利益が低いもの(下から3,4番目の商品)を私は広告対象から外しました。
人によるかも知れませんが、広告をかけて赤字(売れない・利益にならない)になることは避けるべきです。
そして私は利益の小さいものを広告対象から外しましたが、基本的にはプラスであれば広告は掛けたほうが良いと思います。
皆さんの参考になれば幸いです。気になることがあれば是非コメント下さい。