先日、メルカリにネットショップを開設できる、「メルカリshops」がプレオープンしました。
メルカリの利用者数は月間1900万人と約5,6人に1人が利用しているプラットフォームであり、数字で見るとECの中では楽天やアマゾン、ヤフオク、ヤフーショッピングに次ぐ5位の実力があります。
そのメルカリにおいてネットショップを開くべきかどうか検討している方に対して分かりやすくまとめてみました。
メルカリshopsとは?
メルカリと同じUIで、メルカリの1900万人ユーザーを相手に商品を販売できるサービスです。
出品された商品は既にメルカリ内でも確認できるように、「ショップ」タブの中で確認することができます。
また、検索でも通常利用と同様に検索することができます。
メルカリは「個人アカウント」で登録しますが、メルカリshopsについては「個人・法人または個人事業主」をメルカリアカウントに紐づけることになります。(1人2役的な)
従来のメルカリとの比較
メルカリshopsについて考えるときに、従来のメルカリと比較してみました。
メルカリ | メルカリshops | |
手数料 | ・10% | ・10% |
管理面 | ・個別出品 ・商品毎の在庫数設定不可 | ・一括出品可 ・商品毎の在庫数設定可 ・送り状の一括発行可 ・クーポン発行 |
顧客対応 | ・値下げコメントや質問の対応がある | ・値下げコメント等が無い |
ツール | ・メルカリアプリまたはブラウザで完結 | ・メルカリアプリまたはブラウザで完結 |
配送方法 | ・メルカリ特有の匿名配送や安いネコポス、ゆうパケットプラス(5cm) | ・従来のメルカリの配送+クール便 |
出品に掛かる手間と下手なコメント対応をしなくて良い点が楽に感じます。
個人的なメルカリの強みは、物にもよりますがゴミ処理の速さだと思うので、例えば過剰在庫を捌く際に非常に使いやすいと考えられます。
また、言い方は悪いですが、メルカリでの売上をメルペイで利用し、入金しないことでごまかしていたような人がいる場合はネットショップ化により、それができないと思います。
現時点ではプレオープンの段階なので、これから整備されてUIや管理面でも、個人メルカリとの差別化できるポイントは出てくると思いますが、今はそれほど変わる要素はないです。
出店すべきかどうか
比較してもあんまり差は無いですが、私的には次のような人は出店しても良いと考えています。
- 過剰在庫等、在庫を持っている人
- 死に在庫を無くしてキャッシュフローを高められそうだから
- 販路を増やして販売力を強化したい人
- 一括出品可能なとこからも、出すだけ、的な感じに出来そうだから
- 自作商品のブランディングをしたい人
- 例えば、ハンドメイド商品を作っている(がある)、という売り出し方ができるから
- 自己配を強化したい人
- メルカリの発送で例えばヤマト使いまくることで、実績積めるから
- ページを作り込むのが苦手な人
- UIがほとんど決まっているから出品するだけ
私個人としてはとりあえず出店しておくか、くらいの立ち位置です。
個人的にはメルカリの配送手段を使って運送会社の実績積めるのは強いと思っています。
出店方法
先行出店については、全員ができるわけではありません。
そのため募集用のフォームがあるためそちらで応募・審査という形になります。
- 「メルカリshops先行出店募集フォーム」 にアクセスして必要情報を入力
まとめ
まだプレの段階なので、今後改善しながらより良くなっていくと思っています。
手数料部分は見直しの余地あるのかなと、思うところもあるのでそこが個人アカとの差別化になれば強いです。
内容薄めですが、今回はこれまでです。進展があれば適宜更新します!